<DeNA2-4日本ハム>◇25日◇横浜

 日本ハム大谷翔平投手(19)が初登場した横浜でも自己最速タイ160キロをマークし、チームトップの7勝目を挙げた。

 6回2死三塁、5番バルディリスへの2球目の外角低め直球で4試合連続となる大台到達だ。バルディリスはバットに当てたが二ゴロ。大谷はピンチを切り抜け、ガッツポーズとともに大きな叫び声を上げた。

 7回4安打2失点で降板。160キロを計測した6回にDeNAグリエルに右翼フェンス直撃の適時二塁打を浴びるなど2失点したが、しっかり試合をつくった。「(チームが)連敗していたので、何とか勝てるようにと思いました。でも、踏ん張らないといけないところはありました」。3回には打球が左手首を直撃するアクシデントもあったが「(影響は)特にないです」。困難を乗り越えて手にした、チームトップの7勝目だった。