<明治神宮大会>◇11日◇準々決勝◇神宮

 大学の部で富士大(東北)の多和田真三郎投手(1年)が無安打無得点を達成した。1991年に慶大の若松幸司投手が記録して以来21年ぶり4人目。富士大は国際武道大(関東1)に3-0で勝った。1年生右腕の多和田は切れのある直球を軸に、低めを突く丁寧な投球で凡打の山を築いた。

 高校の部では仙台育英(東北)関西(中国)が準決勝に進んだ。仙台育英は県岐阜商(東海)を6-2で下した。関西は安田学園(東京)に3-2で競り勝った。