<練習試合:ヤクルト3-0SK(韓国)>◇20日◇浦添
40歳右腕が、開幕ローテ入りへ猛アピールだ。ヤクルト木田優夫投手(40)が、SK戦に先発し4回を打者12人で片付ける完ぺきな投球をした。スライダーの制球が良く、許した安打は1回に左前へフラフラと上がったポテンヒットのみ。3回にはこの日最速の143キロの速球で見逃し三振を奪うなど持ち味を見せた。
高田監督も納得の内容だった。「彼は先発6番手の筆頭候補。ましてや今日のようなピッチングをしてくれたら…」とベテラン右腕に開幕ローテの一角を託す考えもほのめかした。「あとは長いイニングを投げられるかどうかが課題。先発には5、6イニング投げてほしいからね」と注文を加えた。
新加入の相川の存在も大きい。この日、初めて実戦マスクをかぶった。木田とのコンビの中で「この時期は投手にとっては結果を出すことも重要なので」と真剣モードでリードした。3回、外に決めにいって決まらなかった場面で木田は「相川に怒られちゃいました。きっちりいかないとね」と反省。そのコミュニケーションが、好投を引き出した。
先発ローテは石川、館山、川島亮、李恵践(イ・ヘチョン、29=韓国・斗山)、由規の5人が当確。村中が故障で出遅れており、残り1枠を狙う。「言われないだけで、先発とリリーフの準備はひそかにやっている。どっちでもできるようにしています」。若いヤクルト投手陣の中で、異彩を放つベテランは常に先を読んでいる。【竹内智信】
[2009年2月21日9時41分
紙面から]ソーシャルブックマーク



