ロッテ投手陣が3万球超えを達成した。21日、石垣島でのキャンプを打ち上げたが、この日までの投手20人による投球数は3万1424球。昨年はバレンタイン監督の方針で1回の球数練習が10分間に制限されるなど球数を投げていなかったが、今季は一変した。

 チームトップの2366球を投げ込んだ大嶺は「今までこんなに投げ込んだことはなかったけど、意外と大丈夫だった。シーズンに入った時に自信になると思う」と感触十分のキャンプになったことを喜んだ。

 西村監督初采配(さいはい)となる23日のヤクルトとの練習試合戦(浦添)にも、右中指マメと全身の疲労に悩まされる唐川に代わって、急きょ大嶺が先発する予定となった。「先陣を切るのは気合が入る。気合が入りすぎないように頑張りたい」と3万球投手陣の象徴として、マウンドに上がる。

 [2010年2月22日7時27分

 紙面から]ソーシャルブックマーク