<横浜2-11阪神>◇18日◇横浜

 阪神真弓明信監督(57)も言うことなしの快勝だった。先発久保が好投し、打線は5発などで2試合連続2ケタ得点。9回は楽々完投ペースの久保に代え、川崎を調整登板させる余裕の采配だった。「打線は1日でコロっと変わるからね」と慎重に言葉を選んだが「打てない時期はあったけど、抜け出して当たりが出てきている。この勢いを続けていきたい」と手応えを口にした。

 また、巨人戦で無安打投球を続けていた中日山井が、9回坂本に初安打の1発を浴びたことを伝え聞くと「打たれたんか?」と驚きの表情。その後2点差の2死一塁で打者高橋と聞くと「ホームラン出たら同点やな」と興味津々の様子だった。「(宿舎に)帰ってゆっくり見させてもらうわ」。スポーツニュースのチェックも予告し上機嫌でバスに乗り込んだ。

 [2010年8月19日11時33分

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