海の向こうの師匠に続いて快挙達成だ!ソフトバンク川崎宗則内野手(29)が、マリナーズ・イチローの10年連続200安打にパワー満タンだ。自身は現在、ホークス球団記録に並ぶシーズン187安打をマーク。新記録をつくり、チームを優勝へと導く。
テレビに映る師匠イチローの姿がまぶしかった。川崎が早朝のテレビ放送にクギ付けになった。「見ましたよ。いい当たりだったね。イチローさんらしい。元気とパワーをもらいました」。10年連続200安打を達成した中前安打に、川崎のトーンはひときわ上がった。本拠での全体練習でフリー打撃だけでなく、守備や走塁にも時間を割いたヒットマンは、笑みを振りまいて、札幌への移動便に乗り込んだ。
今度は自分が快挙に到達する番だ。23日のロッテ戦で3安打し、今季安打数は187。63年広瀬の持つ球団記録に肩を並べた。「記録は気にせず、1試合1試合楽しくやる。その結果(記録が)ついてくればいい」。これまでも、個人記録に目もくれず、目の前のプレーに集中してきた。M2が点灯したチーム状況でも、その信念が変わることはない。打って、走って、守って。25日の日本ハム戦(札幌ドーム)でも、常に全力プレーしか脳裏にないが、イチローパワーをため込んだとあれば、新記録間違いなしだ。
倒すべき敵は、強敵ダルビッシュ。プライベートでも仲が良く、食事もともにする。だからこそ、勝負への集中力を極限まで高めるには、格好の相手。「1年間ずっとやってきたので、変わることなく、明日も楽しく野球やります」。残り2試合。球団新記録に王手をかけたバットマンがきっと、優勝につながるヒットを生み出す。【松井周治】
[2010年9月25日11時37分
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