日本ハムは2日、ドラフト1位の花巻東・大谷翔平投手(18)へ、山田ゼネラルマネジャー(GM)らが岩手県奥州市の同投手の自宅を訪ね、2回目の指名あいさつを行った。前回は本人に会えずわずか18分で終了したが、今回は両親と本人が同席し、あいさつは約50分に及んだ。主に指名に至った経緯や日本ハムの育成プログラムについて山田GMが大谷本人に話した。

 話し合いの中で大谷に「大谷君へ

 夢は正夢

 誰も歩いたことのない大谷の道をつくろう」と書かれた栗山監督からのサインボールが球団側から渡され、うれしそうな表情を浮かべたという。

 山田GMはあいさつを終えた後、本人が同席するか未定だが再び話し合いの場を設けることを両親から確約したことを明らかにした。