ロッテからドラフト指名された日本生命コンビ、4位の吉原正平投手(24=東農大)と5位の井上晴哉内野手(24=中大)が25日、大阪市内の同社で契約を結んだ。

 吉原が契約金6000万円、井上は同5000万円で、年俸はともに1200万円(金額は推定)。背番号は未定だ。

 中継ぎとして期待がかかる最速151キロ右腕の吉原は「勝利の方程式に入りたい。理想は(クローザーの)益田さんや松永さんの前をバシッと抑えてつなぐこと」と話し、自称マエケン似の笑顔でにっこり。体重110キロのパワーヒッター井上は「バッティングを磨きたい。日本一になるために貢献したい」と意気込んだ。

 2人は早くも愛社精神を発揮。井上が「パイの実大好き。おいしいですよね」と言えば、吉原は「アイスは雪見だいふくしか食べません」と応戦。12月に予定している埼玉・浦和の菓子工場見学については、「チャーリーとチョコレート工場みたい」(吉原)、「チョコのラインに流れたいわ」(井上)と、夫婦漫才のような軽妙なトークで笑いを誘った。