WBCオランダ代表入りしているレッドソックスの救援右腕ケンリー・ジャンセン投手(35)が15日(日本時間16日)、今季導入の新ルール「ピッチクロック」適応に時間が必要なため、チームが勝ち進んだ場合に決勝ラウンドから参戦することを明らかにした。「チームが準決勝に進出した場合のみ、大会に出場する」と地元メディアに話した。

オランダは3月8日から台湾で始まるA組に属しており、1次ラウンドを勝ち抜けば日本での準々決勝に進むが、ジャンセンは台湾と日本の試合は欠場することが確定した。

15日付のボストン・グローブ電子版によると、メジャー通算391セーブを記録するジャンセンは、昨季のデータでは投球間隔が平均25・6秒でメジャーで3番目に遅かったという。「ピッチクロック」の新ルールでは、投手がボールを受け取ってから投げるまで走者なしで15秒、走者を背負って20秒となっており、大幅なスピードアップが必要となる。そのため「ピッチクロックの対応に集中したい」と話したという。

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