調子良ければレギュラー! 侍ジャパン中野拓夢内野手(26)が激しい二塁手バトルに挑む。強化合宿第2クール2日目。栗山監督は牧、山田を含む二塁手争いについて「僕の中で中野も含めて甲乙つけがたい感じです」と明言。「みんないい選手。誰が上、下はない。調子のいい人を使わせてもらう」と全員にチャンスがあるとした。

二遊間両方を練習する背番号7も、バックアップメンバーでとどまるつもりはない。実戦でアピールに成功すれば一気にスタメンも見えてくる。「試合で自分の役割をしっかりやれば大丈夫。小技、スピードを期待してもらっている。一発で決めたい」。21年盗塁王が存分に個性を出して勝負する。

ライバルは強力。牧は昨季の得点圏打率3割3分1厘はリーグ3位。昨年11月の侍ジャパン強化試合では、代表初招集で“栗山ジャパン1号”となるアーチを放っている。山田は経験値が違う。17年WBC、19年プレミア12、21年東京五輪で本塁打の“国際試合絶対打つマン”だ。

ここに、白井ヘッドコーチから「二遊間両方守れる、足が使えるという意味では欠かせない選手。ピークがハマればスタメンでも期待してる」と評価を受ける中野が参戦する。この日は遊撃でノックを受けたが、二塁守備は阪神の春季キャンプでみっちり練習。鍵は本番へピークを合わせる「ピーキング」だ。25、26日のソフトバンクとの壮行試合(宮崎)から、二塁手バトルが本格スタートする。【中野椋】