侍ジャパン周東佑京内野手（27＝ソフトバンク）が超絶スピードで勝利をもぎとった。
同点の9回1死、左前打を放つと続く源田への初球ですかさず二盗成功。ソフトバンク捕手・谷川原の悪送球の間に三塁に進塁し、源田の右前への決勝適時打で本塁に生還した。
記録はワイルドピッチになったが、5回にも無死一、三塁から一塁走者の代走で二盗を試み、二塁手三森の失策間に三塁へ進塁。この回2得点につなげた。俊足でかき回して全得点に絡み「足を絡めて勝てたのが一番自信になる」とうなずいた。
前日の壮行試合では途中出場で三塁守備につくと6回に無死一塁から二塁へ悪送球。ピンチを広げて一挙4失点を招いた。「短期決戦でああいうミスしたら負ける試合もあるので反省点です」と振り返った。栗山監督は「素晴らしいスピードだった。もっとすごいことをWBCでやってくれることを信じています」と期待を込めた。
