侍ジャパンの栗山英樹監督(61)が1日、左脇腹痛でWBC出場を辞退したカブス鈴木誠也外野手(28)についてコメントした。

全体練習のため訪れたナゴヤドームで取材応対した栗山監督は「早くケガを治して大活躍して欲しい。調整にあたって、(WBC出場が)関係していたのは間違いないから。本当に俺に責任がある。申し訳ない」と、話した。

鈴木は米アリゾナ州メサでカ軍のキャンプに参加していたが、2月25日のフリー打撃中に左脇腹に張りを訴えてオープン戦出場を見送っていた。その後に受けたMRI検査では3段階で「中程度」と診断された。実戦復帰までは少なくとも1カ月以上の期間が見込まれ、メジャー開幕戦の出場も微妙な状況となった。日本時間1日に取材応対した鈴木はWBC出場辞退について「残念だなと。そのひと言です」と、話していた。