米国代表としてWBCに出場するドジャースのムーキー・ベッツ外野手(30)が、ドリームチームと期待される代表で「野球代表のマジック・ジョンソンになりたい」と抱負を語った。オープン戦の中継を行うテレビ局「スポーツネットLA」で3日にインタビューに答え「NBAのドリームチームのように、僕らもドリームチームだと思う」と話した。

NBAのドリームチームは、1992年のバルセロナ五輪で、ジョーダン、ピッペン、ジョンソン、バードらNBAのスーパースターにより結成された最強の米国代表。決勝戦でクロアチアを破り金メダルを獲得している。このチームでダブル主将を務めていたのがバードとジョンソン。実質的なリーダーシップを発揮したのはバードだが、ジョンソンはチームの精神的支柱だったとされている。

WBC米国代表の主将はエンゼルスのトラウト外野手が務める。そのトラウトから誘われ代表入りしたのがベッツ。「本当に興奮している。米国代表として戦うなんて、本当に特別なこと。マイキー(トラウト)に誘われたのも、最高にクールだった」と話した。