阪神ドラフト6位富田蓮投手(21=三菱自動車岡崎)が、メジャーリーガーに洗礼を浴びた。

3点ビハインドの5回に2番手で登板。2死一、二塁で侍ジャパン大谷翔平との対決でフルカウントからの内角142キロ直球をパワーで押し込まれ、2打席連発の中越えの3ランを打たれた。なおも2死一塁から吉田正尚に左翼フェンス直撃の適時二塁打、続く岡本に四球を与えたところで途中降板。左腕は「しっかり経験を生かして、次同じことがないようにやっていきたい」と切り替えた。岡田監督は「くさいところいって四球とかいうより、勝負して良かったんちゃう」とねぎらった。

ドラフト1位森下翔太外野手(22=中大)が侍ジャパン戦でフルスイングを貫いた。5回2死から代打で途中出場。高橋奎との打席はフルカウントまで粘ったが、最後は直球に空を切った。第2打席は4番手湯浅の初球を強振し、右飛。試合前には、尊敬する大谷の打撃を間近で見学した。「本当に見ているだけで勉強になしましたし、別次元の人だなと思いました。しぐさから、打席に立った時の姿とか。雰囲気が出ていて、すごい」と目を輝かせていた。

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