“ラストサムライ”牧原大成内野手(30=ソフトバンク)が、WBC初打席で初安打初打点を記録した。

5回からラーズ・ヌートバー外野手(25=カージナルス)に代わって中堅で出場。7-2の5回2死二塁で、チェコ3番手トメックのツーシームをはじき、左前適時打とした。

牧原は左脇腹痛により出場辞退したカブス鈴木誠也外野手(28)の代替選手として、3月1日に追加招集。侍ジャパンメンバーで最も遅く出場が決まっていた。合流前には「早くあそこでプレーしたい」とやる気満々。本来は内野手で二塁、三塁、遊撃をメインとしていたが、15年以降は外野もこなす超ユーティリティープレーヤーだ。米メッツに移籍した元ソフトバンク千賀や、侍ジャパン甲斐と同じ10年育成ドラフト出身で「やっと(2人に)追いつけた」と笑みをこぼしていた。記念すべき初安打で、盟友2人にまた近づいた。

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