WBC1次ラウンドで敗退したチェコ代表のペテル・ジーマ主将(33)が17日、侍ジャパンの準決勝進出をチェコ名物のビールとともに祝福した。

自身のツイッターを帰国後初めて更新。夕闇迫る教会のような建物を背景に、テーブルに置かれた大ジョッキのビール写真を投稿。メッセージには「日本のWBC準決勝進出を祝ってプラハから乾杯」と添えた。

チェコはビールが名産。在日大使館などが発信する日本語公式ツイッターアカウントでも「ビールの消費量世界一(しかも安い)、ビールがおいしい(しかも安い)」と同国のアピールポイントに挙げている。本職は証券トレーダーのジーマ主将も16日イタリア戦での勝利を喜び、祝杯を挙げたようだ。

ジーマ主将は今大会、主に指名打者で出場し、初戦の中国戦では9回に二塁打。貴重なダメ押し点につなげ、チェコ代表に主要3大会(WBC、五輪、プレミア12)初白星をもたらした。大会通算は11打数2安打の打率1割8分2厘だった。

チェコは初出場で1勝3敗、B組5カ国中4位となり、次回2026年大会は予選免除となる見込み。