侍ジャパン村上宗隆内野手(23=ヤクルト)が、逆転サヨナラ2点適時打を放った。「5番三塁」でスタメン出場。9回無死一、二塁の第4打席、メキシコの6番手ガエゴスからセンターへのフェンス直撃のタイムリーを放った。

1次ラウンドでは全4試合に「4番三塁」で先発出場も、14打数2安打の打率1割4分3厘、0本塁打、2打点にとどまっていた。準々決勝イタリア戦から「5番三塁」に打順を変えて3打数2安打1打点。5試合で17打数4安打で打率2割3分5厘、3打点となっていた。

「フォア・ザ・チーム」を最優先する姿勢は、ヤクルトでも侍でも変わらない。試合後には常々「勝つことが一番」と語り、黙々と調整を続けてきた若き大砲がついに、ファンもチームも待ち望んだ1発を放った。

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