侍ジャパン岡本和真内野手(26)がマンガみたいな幕切れを最前線で見守った。

9回2死で「大谷VSトラウト」を一塁の守備に就きながら「マンガみたいだなと思いました(笑い)」。空振り三振に打ち取り歓喜の輪に加わった。投手大谷も打者大谷も、今大会通じて脳裏に刻まれた。「投打において全て(常識)を覆しているので、追いかけるべきだけど、ありえないことをやってるので、僕らも常にモチベーションを持ってやれていると思います」と刺激に変えた。

決勝では村神様に続く追撃弾を放った。1点リードの4回先頭の打席。フリーランドの2球目、内角へのスライダーをとらえた。左中間への124メートルソロ弾で、2点差に広げた1発は今大会2号だった。前日の準決勝メキシコ代表戦では、同様に左中間へ伸びた打球をフェンス際で、左翼アロザレーナによって阻止。幻のホームランとなっていた。正真正銘、スタンドへ運び、ベンチでは村上と抱き合い喜びを爆発させた。

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