「K-1 WORLD GP 2016」(4月24日、東京・代々木第2体育館、日刊スポーツ新聞社後援)の記者会見が8日、都内で行われ、60キロ世界王者・卜部弘嵩(26)が、スーパーファイトで、ブラジルの超攻撃型ファイター、パウロ・テバウと対戦することが発表された。

 4日の代々木大会でヨハネス・ウルフ(27=ドイツ)にまさかの敗戦を喫した弘嵩。試合後、K-1実行委員会に「1日でも早く試合がしたい」と直訴し、同実行委員会で協議の結果、4月大会出場が決まった。

 対戦相手に選ばれたテバウは12戦11勝(7KO)1敗という戦績、KO率を誇るサウスポーのファイター。まさに弘嵩にとっては試練の連戦となる。

 「去年と同じようにチャレンジャーの気持ちで戦いたいので、あえて持って来なかった」とベルトなしで会見に出席した弘嵩。「前回あんな情けない試合をしてしまったが、名誉挽回のチャンスをいただけたことを感謝したい。そして、また気持ちを引き締め直して次の試合に臨みたい」と決意表明した。

 ウルフ戦の敗北は「自分らしさが出せなかった」と振り返る。「食生活や減量法を変えて試合に臨んだが、当日は身体も小さかったし、パワーも出せなかった。自分には合っていない部分もあったのかなと思う。だから、もう1度自分の強さを出せる練習や調整をして、試合に臨みたい」。

 ウルフは回転技を得意とするトリッキータイプだったが、今回のテバウは直線的に攻めてくるファイタータイプ。ウルフ以上に危険度の高い相手とも言えるが、弘嵩は「前回のように気持ちが乗っていないような試合をするのではなく、自分らしくガンガン攻めていきたい」と倒し合いを望んだ。

 60キロ日本代表決定トーナメントと同じ大会で再起戦を迎える形になったが、「弟(功也)が出るトーナメントもあるが、自分は再起戦なので目の前の勝負に集中するだけ」と話した。