和田竜光(28=吉田道場)がニュージーランドの強豪カイ・カラフランス(23)に3-0で判定勝ちした。

 空手と柔道がバックグラウンドで、序盤から右ローキックで攻めて、たまらずカラフランスがしゃがみこむ場面も。

 グラウンド中心の戦いになった3回も、寝技で相手の背後をとり、優勢に試合を進めて勝利を引き寄せた。

 試合後は、右足首が蹴りすぎて腫れ上がり、おんぶされて会見場へ登場。「けっ飛ばした足が途中から痛くなってきて、蹴れなくなってきて、それが1番イヤでした。相手が思っていた以上に強くて、思っていたよりもボコれなかった。無傷で勝ちたいと思っていましたけど、簡単じゃなかった。しっかり強い選手でした」と相手をリスペクト。

 その上で「また次、試合があれば弱い相手とやることはないと思うので、また強い選手と、僕もクタクタになるようなこういう試合をやりたい。僕の評価を上げていきたい」と、次戦に向けて意気込んだ。