WWEは12日(日本時間13日)、ロックアーティストのキッド・ロック(47)がセレブリティ部門で18年度WWE殿堂入りすると発表した。

 同年度の殿堂者はゴールドバーグ、ダッドリー・ボーイズ、アイボリー、ジェフ・ジャレットに続き6人目。

 デトロイト出身のロックは90年後半に音楽業界に登場し、風雲児として多くの人を魅了した。ラップ、ロック、カントリーミュージックが融合した独自のスタイルを築き、アルバムセールスは計2600万枚以上。WWEとの縁は深く、過去のPPV大会のテーマ曲(Cocky、All Summer Long)や選手の入場曲(アンダーテイカーのAmerican Bad Assやステイシー・キーブラーのLegs)として何度も使用されてきた。

 また各大会や軍人の慰労行事として毎年開催しているトリビュート・トゥ・ザ・トゥループスにも参加し、ライブパフォーマンスも展開。WWEファンにも思い入れの深いミュージシャンとなる。今回はWWE音楽への貢献をたたえ、セレブリティ部門で殿堂入りする。なお殿堂入り式典WWEホール・オブ・フェーム2018は4月6日に米ルイジアナ州ニューオーリンズのスムージー・キング・センターで行われる。