WWEは19日(日本時間20日)、マーク・ヘンリー(46)の18年度WWE殿堂入りを発表した。

 92年バルセロナ五輪の重量挙げ米国代表のヘンリーは96年のジェリー・ローラー戦でWWEデビュー。人間離れした怪力を武器にドミネーション・オブ・ドネーション(NOD)のメンバーに加入、さらに「セクシャルチョコレート」を名乗るプレイボーイとして新たな一面を見せて活躍した。その後もカート・アングル、ジ・アンダーテイカー、レイ・ミステリオらと抗争を展開し、08年にECWに移籍するとビック・ショー、ケインとのトリプルスレット形式ECW王座戦で勝利して王座も獲得した。また11年にスマックダウンに移籍するとPPV大会「ナイト・オブ・チャンピオンズ2011」でランディ・オートンを下し、初めてWWE世界ヘビー級王座も獲得した。

 17年レッスルマニア33大会まで20年間、WWEマットで活躍を続け、さらに近年ではスカウトや指導者としてブラウン・ストローマン、バロン・コービンなどをサポートしている。なお殿堂入り式典「WWEホール・オブ・フェーム2018」は4月6日に米ルイジアナ州ニューオーリンズのスムージー・キング・センターで行われる。