WWEで240戦以上無敗を続けてきたアスカ(36)が王座挑戦で敗れ、連勝記録はストップとなった。世界王座の16回戴冠を誇るリック・フレアーの娘でスマックダウン女子王者シャーロット・フレアー(32)に挑んだが、ギブアップ負け。15年10月のWWE傘下NXTでデビューしてから続けてきた連勝が、ついに途絶えた。

 関節技の攻防から必殺のアスカロックを成功させたアスカだがシャーロットを追い詰められなかった。技を回避された王者のスピアーを浴びてマットに倒れると相手の必殺技フィギュアエイト(八の字固め)で絞め上げられ、無念のタップとなった。試合後はシャーロットと抱き合い、「女王」と「明日の女帝」は大歓声に包まれた。

 94年11月にブル中野がWWE前身のWWF女子王座を獲得して以来、日本女子2人目となるWWE王座奪取はならなかった。