メインイベントとなったWWEユニバーサル王座戦では、王者ブロック・レスナー(40)が、挑戦者ローマン・レインズ(32)を流血に追い込んで下し、王座防衛に成功した。

 場外でアナウンス席にたたきつける投げ技など派手な場外戦を展開。レスナーは強烈なジャンピングニーで痛めつけ、必殺技のF5をフォールを返された。3度目のF5でも3カウント奪取を逃すと、場外に投げとばし、アナウンス席にもF5でたたきつけた。動けないレインズに圧倒的なパワー差を見せつけて投げっぱなしジャーマン。再びF5で投げた後、相手頭部を素手で殴り続けて流血に追い込んだ。スピアー2連発の逆襲を受けたものの、再び強烈なF5を成功させ、なんとかフォール勝ちをおさめた。

 赤いユニバーサル王座ベルトを肩にかけて退場し、レスナーが最大の祭典を締めくくった。