IWGP王座の10度防衛を誇る現アジアタッグ王者永田裕志(49)が70歳まで現役を続ける意向を示した。

 メインでのタッグ戦後、対戦相手のKAIENTAI-DOJO吉田綾斗(25)からシングル戦を要求された永田は「永田裕志はまだまだ10年、20年健在でしょうからね。戦いたければ、チャンスはもう20年はあるでしょう」と余裕の笑みで言い切った。4月24日には50歳を迎える永田は「20年ってことは70歳だよ」と言いながらも、まんざらでもない様子だ。

 吉田とは昨年7月のライオンズゲート・プロジェクト7大会でシングル対戦予定だったが、吉田の負傷で中止となったカード。試合は永田とタッグを組んだ海野翔太(20)が善戦むなしく、吉田の岩石落としで敗れた。なお吉田のシングル戦要求について、永田は「お客さんがあれだけ望んでいたら、嫌とは言えません」と受諾する姿勢をみせていた。