「ビッグドッグ」ローマン・レインズが貪欲にタッグ2連戦に臨んだものの、いずれも後味の悪い反則裁定による勝利になった。

 先にボビー・ラシュリーとの「犬猿の仲コンビ」でリバイバルとのタッグ激突が決定済みだったが、襲撃してきたインターコンチネンタル王者ドルフ・ジグラーとドリュー・マッキンタイアのコンビとの対戦も熱望。カート・アングルGMの裁定で、1日でタッグ2連戦が決まった。

 最初に盟友セス・ロリンズとのコンビで、ジグラー、マッキンタイアと対戦した。激しい攻防を繰り広げたものの、試合途中でリバイバルの襲撃を受けて反則裁定となった。続いてラシュリーとのコンビでリバイバルと対戦したが、仲の悪いラシュリーからの交代要求をすべて拒否。1人でリバイバルの攻撃を浴び続けてまたも反則裁定となった。いずれも試合には勝利したが、後味の悪い2連戦だった。

 なお15日のPPV大会エクストリーム・ルールズ(米ピッツバーグ)ではレインズがラシュリーとのシングル戦、ロリンズが30分アイアンマン形式でインターコンチネンタル王者ジグラーに挑戦する。