WBA世界ミドル級王者村田諒太(32=帝拳)が同級3位ロブ・ブラント(27=米国)に0-3の判定(110―118、109―119、109―119)で敗れ、2度目の防衛はならなかった。

序盤からブラントの強打に苦戦を強いられた。村田は顔を赤く腫らせながらも粘り強く戦い抜いたが、決定打が出なかった。

西岡利晃、亀田和毅に続き3人目の聖地ラスベガスでの日本人王者防衛はならなかった。この試合に勝てば元統一世界ミドル級王者ゲンナジー・ゴロフキン(36=カザフスタン)とのビッグマッチもあったが、思わぬ敗戦で遠のいてしまった。