WBA世界バンタム級王者井上尚弥(26=大橋)が、IBF世界同級王者エマヌエル・ロドリゲス(26=プエルトリコ)を2回1分19秒TKOで下し、決勝進出を決めた。2戦連続1回KO勝利に続く、衝撃的な早期KO劇。記録づくめの勝利でもあった。

★世界戦連続KO勝利=8戦連続で単独1位更新。元WBA世界ライトフライ級王者具志堅用高が6回で2位。長谷川穂積が5回で3位。

★世界戦通算KO勝利数=12回。2位は10回の元WBA世界スーパーフェザー級王者内山高志。3位は9回の具志堅用高

★世界戦通算勝利数=13回。1位は14回で具志堅用高と井岡一翔。日本記録にはあと1勝。

★日本人の欧州世界戦初勝利=昭和、平成と過去17連敗中だったが、井上が日本人初勝利。