ボクシング前WBO世界スーパーフェザー級王者伊藤雅雪(28=横浜光)がライト級と合わせた2階級を見据えて王座返り咲きを目指す意向を示した。

25日に米キシミーで同級9位ジャメル・ヘリング(33=米国)に0-3の判定負けを喫して2度目の防衛に失敗。試合後は米国に滞在し、家族と過ごしていた。31日に帰国した伊藤は現役続行の意思を明かし「130ポンド(スーパーフェザー級)だけでなく、135ポンド(ライト級)も含めて。チャンスがある方で」と2階級に視野を広げて世界戦のチャンスをうかがうつもりだ。

あらためてヘリング戦を振り返り「もっと相手が出てくるかと思っていた。ふがいない試合をしてしまった」と反省しつつ「できるのならば、もう1回やりたい」と、リベンジしたい気持ちも口にしていた。