K-1スーパー・ライト級王者・安保瑠輝也(24)が29日、前日の試合内容を改めて反省した。

ドルフィンズアリーナ(愛知県体育館)で行われた「K-1 WGP 2019 名古屋大会」で、ゲーオ・ウィラサクレック(35)と同級タイトル戦を行い、初防衛に成功した。しかし、6月のタイトル獲得戦に続く延長判定勝利という内容。同市内で公開一夜明け会見した安保は、「自分がやってきたことは前回よりも出せた」と前置きしながらも、「完全に超えるつもりでいたが、ゲーオ選手はレジェンドとして強かった」と振り返った。

2019年のK-1の最後を飾る大会でメインイベントを任された。大会前日会見で「(KOという)結果を出して今年を締めくくりたい」と話していたが、その通りにいかなかった。試合後、ゲーオからは「ジャッジに負けた」とホームタウンディシジョンを指摘された。来年は王者としての真価が問われる1年になる。