ボクシングの2団体(WBAスーパー、IBF)統一バンタム級王者井上尚弥(26=大橋)が6日、横浜市内で20年最初のジムワークを行った。

弟の前WBC同級暫定王者拓真(24)とのマスボクシングやミット打ちなどで汗を流した。19年はワールド・ボクシング・スーパーシリーズ(WBSS)を圧倒的な強さで制し、年末はテレビ出演など多忙な日々を送った。米ラスベガスで4月末に予定される次戦に向け「ここからはボクシングに集中していく。スタートとしてはすごく良かった」と話した。WBSS決勝で負傷した右目の経過も良好で、1月末からスパーリングを始める予定という。