プロレスリング・ノアは31日、2月24日の名古屋大会(午後5時、名古屋国際会議場)でGHCナショナル選手権王者杉浦貴(49)が清宮海斗(23)と3度目の防衛戦を行うと発表した。前GHCヘビー級王者の清宮は30日の後楽園大会のリング上で杉浦に「新しい景色に吸収したい」と挑戦表明。それに対し、杉浦は「20年! おれは全部景色を見てきたんだ。いい景色も悪い景色も見たくもない景色も見てきたんだ。おい、新しい景色に変えられるものなら変えてみろ。おれは50だ。先がない。明るい未来もないんだよ! 奪えるものなら奪ってみろ!」と清宮をあおっていた。

3月8日の横浜文化体育館ではGHCヘビー級王者潮崎豪(38)が藤田和之(49)と初防衛戦を行う。2人は30日の6人タッグ戦で対戦。潮崎の強烈な逆水平連打で藤田の胸元は赤く腫れ上がり、藤田も負けじとビンタ連打で対抗。激しい攻防を繰り広げ、試合後、潮崎が藤田を挑戦者に指名していた。

また、丸藤正道(40)が右膝関節遊離体の関節鏡による適切手術のため、2月7日の横浜大会から同22日島田大会まで欠場することも発表された。