日本ボクシングコミッション(JBC)は20日、全日本新人王決勝戦(21日、東京・後楽園ホール)に出場する2選手が新型コロナウイルス検査で陽性判定を受けたと発表した。フェザー級の西軍代表福永輝(31=沖縄ワールドリング)、スーパーライト級の東日本新人王児玉麗司(21=三迫)の2人。福永は発熱、倦怠(けんたい)感の症状があり、児玉は無症状だが、2人ともに隔離中で保健所の指示を待っている。

この2階級の決勝戦は中止となり、フェザー級は東日本新人王の平野和憲(31=KG大和)、スーパーライト級は西軍代表の高畠愛大(20=タキザワ)がそれぞれ全日本新人王となる。

JBCでは試合2日前にPCR検査を実施し、今回は3人が陽性判定に。20日となり、福永は朝から発熱、倦怠(けんたい)感があり、再検査を行わず、児玉を含めた2人が再検査を行い、児玉のみが再び陽性判定となった。