メインイベントのKNOCK OUT-BLACKライト級タイトルマッチは、王者バズーカ巧樹(24=菅原道場)が初防衛に成功した。

昨年12月のノンタイトル戦でダウンを許して判定で敗れていた大谷翔司(30=スクランブル渋谷)と再戦し、計3度のダウンを奪って3-0(30-26、30-25×2)の判定勝利。ベルトを死守し、リベンジにも成功した。

最終3回に王者の意地をみせた。1回に左フックでダウンを奪ったバズーカは2回以降も前にでてプレッシャーをかけ続ける大谷を仕留めに入った。激しい打ち合いから左フックでダウンを奪うと、顔面への膝蹴りでもダウンを奪取。KOこそできなかったものの、文句なしの大差判定勝ちとなった。

ウィンボーナス30万円も手にしたバズーカは「自分はやられたらやり返すと決めていた。何が何でも倒すと決めていたのですが。倒せなくてすみませんでした」と初防衛成功を謙虚に振り返っていた。