GHCジュニアヘビー級選手権は、王者HAYATA(34)が鈴木鼓太郎を破り、3度目の防衛に成功した。
お互いに技をしっかりと出し合う序盤から、中盤一気にスピードアップ。HAYATAは場外の鈴木にトペコンヒーロを仕掛けて突っ込み、その後、連続の丸め込みでたたみかけた。最後は鈴木のタイガードライバーをヘデックで切り返し、逆転の3カウントを奪った。
昨年11月から今年5月まで小川とのGHCジュニアタッグのベルトを守り続けた。6度目の防衛戦で手放したが、1カ月後にはジュニアヘビー級の王者に輝き、ジュニアの先頭を走り続ける。寡黙な男だが、女性ファンは多く、この日も1番の拍手で迎えられ、リング上で躍動した。
普段からほとんど言葉を発せず、今試合でも中盤にコーナートップで「終わりや」と叫んだ一言のみ。試合後には原田大輔から「こんな試合見せられて黙っているわけにはいかない。ドカーンと受けてくれ」と挑戦表明を受けたが、顔を近づけてにらみ合うのみ。バックステージでもカメラをにらみつけるだけで、会場を後にした。
次期防衛戦は、原田から10月10日の大阪大会を要望された。ノア入団以前は大阪を拠点としており、GHCジュニアヘビー級の初戴冠も大阪だった。大阪出身の原田からは「俺たちにとっても特別な地や、そこで勝負や」と言われ、不敵な笑みを浮かべた。4日に34歳となったHAYATAは、これからもリングの上の強さだけでファンを魅了する。【松熊洋介】

