新日本プロレスとプロレスリング・ノアは20日、都内で合同会見に臨み、22年1月8日の新日本横浜アリーナ大会で両団体による対抗戦(交流戦)に臨むと発表した。

同大会は22年1月4、5日の東京ドーム連戦と合わせて新年恒例のレッスルキングダム16大会と銘打たれている。新日本創立50周年でライバル団体と激突する異例のカードが組まれそうだ。

会見に出席した新日本プロレスの棚橋弘至は「やるからには新日本-ノアというのが選手としての希望です。そこでしっかり結果を出したいし、出します」と宣言。さらに丸藤正道か、武藤敬司との対戦を希望し「ノアを代表する、看板を背負っている選手と戦いたい」と気合十分だ。一方、ノアの清宮海斗は以前、対戦を希望したオカダ・カズチカとのシングル戦を希望し「オレはやっぱりレインメーカーとやらせていただきたい。時代がこっちに近づく足音が聞こえてくる。オレが世界を変える」と意気込んだ。対戦カードは今後、随時決定する。

新日本プロレスの大張高己社長は「脱コロナでプロレスの力で夢をもって元気が出るように貢献したいと、このたびノアさんと合致いたしました。ノアさんに1月8日の横浜アリーナ大会に参戦していただきます。戦後から70年にわたり、立ち上がる支えになってきたのは日本のプロレスです。日本のプロレスの発揮時になります」と対抗戦の意義を強調していた。