日本ボクシングコミッション(JBC)と日本プロボクシング協会による新型コロナウイルス対策連絡協議会が15日に行われ、出場選手の抗原検査体制の変更を確認した。

これまでは抗原検査で陽性になった選手は6カ月間検査を免除されてきたが、今後はすべての選手に例外なく義務づけることを確認した。JBC成富毅本部事務局長によると「オミクロン株のまん延、感染者も増加している」ことを考慮に入れたという。またリングに入るチーフセコンドも同様の措置が取られる。追加のPCR検査も行わず、陽性判定を受けた選手は棄権扱いになる。

また新型コロナウイルスの感染者増加による医療逼迫(ひっぱく)を受け、緊急医療が対応可能な病院が確保できない場合、前日であっても興行中止することを決めた。