プロボクシング元世界3階級制覇王者田中恒成(26=畑中)が6月29日、東京・後楽園ホールで東洋太平洋、WBOアジア・パシフィック・スーパーフライ級王者橋詰将義(28=角海老宝石)に挑戦する。

懸かる王座はWBOアジアパシフィックのみで、大橋ジム主催のフェニックスバトル89大会のメインイベントで組まれた。同ジムが11日、発表した。

20年12月に井岡一翔(志成)に8回TKO負けを喫した後、昨年12月の再起戦で元日本同級王者石田匠(井岡)を判定で撃破。現在、WBO同級3位、WBC、IBFで5位にランクされており、橋詰戦は再び4階級制覇を目指す上で大事な一戦となりそうだ。