前WWEヘビー級王者の「野獣」ブロック・レスナーが電撃復帰し、WWEヘビー、ユニバーサル統一王者ローマン・インズをF5葬した。大会後、7月30日(日本時間31日)の真夏の祭典サマースラム大会(米テネシー州ナッシュビル)でラストマンスタンディング(10カウントKOのみ、凶器あり)形式で統一王座に挑戦することも電撃発表された。

挑戦者となる元UFC戦士リドルを下し、統一王座防衛に成功したレインズは、同じ一派のロウ、スマックダウン統一タッグ王者ウーソズ(ジェイ、ジミーのウーソ兄弟)と勝利を喜んだ。「もう挑戦者は誰も残っていない」と高笑いをしていると、余裕と自信の表情を浮かべたレスナーが会場に姿をみせ、レインズとリングで対峙(たいじ)した。

突然、笑顔の握手を求めて友好的なムードを漂わせたレスナーだったが、油断したレインズの手をつかむとそのまま担ぎ上げてF5葬に追い込んだ。続けて救出に現れたウーソズもF5連打で蹴散らし、1人でリングを占拠してしまった。試合後、WWEはサマースラム大会で4月のレッスルマニア38大会以来の再戦となるレインズ-レスナーのラストマンスタンディングWWEヘビー、ユニバーサル統一王座戦を発表した。