ボクシング興行「3150FIGHT」を手がける亀田興毅ファウンダー(36)が28日、大阪市内のKWORLD3ジムで6月10日にエディオンアリーナ大阪第2競技場で2部構成で行う「SURVIVAL」の開催要項を発表した。

その中で新たなチャレンジも明かした。「これからはヒリヒリするカードを組んでいきたい。そのために海外の世界ランカーと契約して日本に呼んで試合をする」。今回、明かしたのはWBO世界スーパーライト級7位ホセ・マヌエル・ガルシア・バスケス(23=メキシコ)との専属プロモート契約だった。

米国の大手プロモーターと同額のファイトマネーを提示して、契約にこぎ着けたという。世界トップレベルとのマッチメークが難しい中、興毅氏はまず相手を引っ張ってくる戦略。「ボクシングファンが満足する試合を見せたい」思いで、世界の強豪を日本に招き、挑戦する選手を募る。

「スーパーマン」の異名をとるガルシアは、最短で6月の興行に組み込む可能性もあるという。興毅氏は「ボクシングファンが興味を持つカードを組んでいく。それがプロモーターの仕事」と意欲を示した。