日本ヘビー級王者の但馬ミツロ(28=KWORLD3)は、ルイス・マリン(36=ベネズエラ)に3-0判定勝ちした。

デビュー以来、5戦連続1回KOは途切れたが、但馬は「自分の中では最も満足している試合。キャリアのどこかで教えてもらう試合がないと、世界王者にはなれない。いいところも悪いところも見えた」と前向きに話した。

過去にダウン経験もないというタフな相手から、7回に連打でダウンを奪った。しかし、その後を詰め切れずにKOチャンスを逃した。ただ、亀田興毅ファウンダー(36)は「いい試合。勝って勉強できる。一番の試合」と評価した。

今後は「1カ月に1試合」を掲げる。この日の試合で右目を腫れさせたが「大丈夫。問題ないです」とキッパリ。課題と収穫を得て次戦へと向かう。