プロボクシング日本バンタム級4位の増田陸(26=帝拳)が11月15日、東京・両国国技館でWBO世界スーパーバンタム級12位ジョナス・スルタン(31=フィリピン)とのバンタム級8回戦に臨む。

6日までに所属ジムから発表された。WBA世界バンタム級王者井上拓真(27=大橋)の初防衛戦、WBA世界フライ級1位ユーリ阿久井政悟(28=倉敷守安)の世界初挑戦というダブル世界戦のアンダーカードに入る。

増田は今年8月、日本同級王者堤聖也(角海老宝石)に判定負けしたものの、強烈な左ストレートを武器に善戦して以来、約3カ月ぶりの再起戦となる。一方のスルタンは井上の挑戦者となる元IBF世界スーパーフライ級王者ジェルウィン・アンカハス(フィリピン)や元WBO世界バンタム級王者ポール・バトラー(英国)とも世界戦で拳を交えている。プロ5戦目の増田が世界ランカーに挑む形となる。