プロボクシング元WBOアジア・パシフィック・ウエルター級王者の小原佳太(37=三迫)が今年限りで現役引退する。9日、所属ジムが発表した。

引退セレモニーは来年2月13日、東京・後楽園ホールで開催される所属ジム興行ダイヤモンドグローブで行われる予定。13年4月に日本スーパーライト級王座を獲得し、15年4月には東洋太平洋同級王座も奪取。16年9月にはロシア・モスクワでIBF世界同級王者エドゥアルド・トロヤノフスキー(ロシア)に挑戦し、2回TKO負けを喫して世界王座獲得を逃していた。

その後、ウエルター級でWBOアジア・パシフィック王座を獲得し、19年3月には米国でIBF世界同級挑戦者決定戦に臨んだものの、クドラティーリョ・アブドカクロフ(ウズベキスタン)に敗退。2度目の世界挑戦のチャンスをうかがっていたが、今年4月にWBOアジア・パシフィック同級王者佐々木尽(八王子中屋)に3回TKO負け。これがラストマッチとなった。通算戦績は26勝(23KO)5敗1分けだった。

所属ジムを通じ、小原は「三迫ボクシングジム小原佳太です。僕は今年をもってプロボクサーを引退します。2010年にデビュー戦で負けてから今年の4月8日に約13年ぶりに日本人に負け限界を感じました。

これまで多くの応援をいただき、僕一人の力では成し得なかった世界挑戦や日本2階級王座獲得をすることができました。期待していただいた世界王者にはなれませんでしたが幸せなプロボクサー人生でした。僕の目標に一緒に挑戦してくれるトレーナーがいて、背中を支えてくださる応援者がいることが僕が歩みを進められた理由です。何より僕は三迫ジムでなければここまで結果を出せなかったです。僕は引退しますが三迫ジムをはじめボクシング界には真摯(しんし)に挑戦し続ける選手が多くいますので変わらずの応援いただければ幸いです。13年間応援いただき本当にありがとうございました」とコメントした。