第10試合でK-1ワールドGPバンタム級タイトルマッチ(3分3R延長1R)が行われ、王者・黒田斗真(22)が、挑戦者・石井一成(29)を判定3-0で下し、初防衛に成功した。

黒田は昨年12月のK-1大阪大会で初代K-1バンタム級王座決定トーナメントに出場。ヨーシラー・チョー.ハーパヤック(タイ)、壬生狼一輝、石井一成を下して優勝を果たし、初代王者の栄光をつかんだ。今年6月にはK-1王者としての初陣で“アラブの神童”ラマダン・オンダッシュから判定勝利。そして今大会では石井との再戦で相手を返り討ちにした。

初防衛に成功した黒田は「今回、タイトルマッチをやるにあたって、オファーがきて、1回断ったんですけど結果はこうなんで。日本人は相手いないでしょう。来年、海外のベルトに挑戦させてください」と海外へ打ってでることを宣言。さらに「来年1月、僕のジムをオープンするんですけど、ぜひ見学にきてください」と自分のジムについてもアピールしていた。