WBC、WBO世界スーパーバンタム級王者井上尚弥(30=大橋)が史上2人目となる2階級での4団体統一に成功した。

WBAスーパー、IBF世界同級王者マーロン・タパレス(31=フィリピン)と4本のベルトを懸けて拳を交えた。

4回にはダウンを奪取。10回には右ストレートでダウンを奪い、KO勝利した。

スーパーライト級、ウエルター級で4団体統一に成功したテレンス・クロフォード(米国)に続き、史上2人目の快挙となった。WBC、WBO王座の初防衛にも成功した。

 

★井上の世界戦記録アラカルト★

◆連勝 21連勝中で日本歴代1位。2位は具志堅用高の14連勝、3位は山中慎介の13連勝と続く。

◆KO数 19KO(26試合)で日本歴代1位。2位は10KOで内山高志(14試合)、井岡一翔(33試合)。4位は9KOで具志堅用高(15試合)、山中慎介(15試合)らと続く。

◆世界戦通算勝利 21勝は井岡一翔と並ぶ日本歴代1位。

◆最短KO 18年10月のパヤノ戦でマークした70秒(1分10秒)は日本男子歴代1位。2位は平仲明信が92年4月にマークした92秒(1分32秒)。

◆海外防衛 3度成功は日本歴代1位、2位は2度の西岡利晃、亀田和毅。

【ライブ詳細】井上尚弥が史上2人目の2階級4団体統一!右ストレートでタパレスを10回KO