第4試合で世界タッグ王座戦が行われ、角界出身の双子コンビ・王者「斉藤ブラザーズ」が、挑戦者組・中嶋勝彦&大森北斗(世界最強タッグ決定リーグ2023優勝チーム)を退けて3度目の防衛を果たした。

大森がジュンにエルボーを連続でたたき込むなど気迫を見せ、中嶋もレイをアームバーやキックで痛めつけたが、斉藤ブラザーズの方が連係で勝っていた。

2人がかりで中嶋に「斉藤いぎなりスマッシュ(2人がかりのダブルチョークスラム)」を決めると、最後はレイが走りながら中嶋の喉元に張り手を見舞ってマットにたたきつけ、3カウントを奪った。

レイは試合後「中嶋、オレたち斉藤ブラザーズが勝ったぜ! おい、いいか誰が来てもオレたち斉藤ブラザーズが防衛を続けてやる、楽しみにしてろ、DOOM!」と叫んだ。【千葉修宏】