プロボクシングWBOアジア・パシフィック・バンタム級王者那須川天心(26)が所属する帝拳ジムの浜田剛史代表(64)が、24日に東京・有明アリーナで対戦した前WBO世界同級王者ジェーソン・モロニー陣営から出た判定結果への不満について言及した。判定結果は那須川が3-O(97-93×2、98-92)の勝利となったが、試合後にモロニー陣営からジャッジの採点結果に対して不満とも取れる発言が出ていた。
試合から一夜明けた25日、都内のホテルで那須川とともに会見に出席した浜田代表は自らモロニー陣営の発言について切り出し「インターネットなどで昨日の採点の(那須川の)98点はおかしいというのがいくつか出ているみたいです。昨日の試合ほど分かりやすかった判定基準はないと思う」と説明した。
モロニーにポイントを取られたラウンドは1回、6回の2度という認識を持っていた浜田代表。97-92をつけたジャッジの2者の採点判断について「最終ラウンドが取られたのかなと。割れるラウンドとした最終と感じた。10ポイントマストシステムは96年に変わった。当時もよく採点の混乱があったが、どこかの機会で採点の基準の説明をしようかと思う」と口にした。
モロニー陣営も那須川陣営に対し、勝敗が変わるほど採点に差異があるわけではなく「98-92」がつくほどの試合展開ではなかったという真意の発言だったと説明してきたという。

