WBC世界バンタム級王者中谷潤人(27=M・T)が6月に控える次戦でIBF世界同級王者西田凌佑(28=六島)との統一戦を希望した。

24日、東京・有明アリーナで同級6位ダビド・クエジャル(23=メキシコ)の挑戦を受け、左ストレートで計2度のダウンを奪って3回KO勝利。試合視察していた西田とリング上で並び立ち、統一戦を約束した。3度目防衛成功から一夜明けた25日、都内のホテルで会見に臨んだ中谷は「次に統一戦の気持ち」との意向を示した。

西田の世界王座を統括するIBFの許可が下りれば、6月にも首都圏で統一戦が実現する見通し。フライ級、スーパーフライ級で実現しなかった統一戦へ、中谷は「バンタム級で統一王者になりたい」と決定を待ち望んだ。顔はほぼ無傷の中谷だが、試合序盤で相手の左フックを受けて右耳の鼓膜が破れていたと明かした。「痛くはないので自然に治ると思う。練習でなったこともあるので試合では初めてでしたが大丈夫だった。今も水が入ったような感じになっている」と苦笑。1週間ほど休んだ後、すぐに練習再開する予定だという。【藤中栄二】