21年ボクシング世界選手権で日本人初の金メダルを獲得したWBO世界バンタム級14位の坪井智也(29=帝拳)がプロ転向3戦目で元世界王者と対戦する。24日、トヨタアリーナ東京で元WBC世界スーパーフライ級王者のカルロス・クアドラス(37=メキシコ)との同級10回戦を控えた21日、東京ドームホテルで記者会見に臨んだ。
現WBC世界同級1位でもあるクアドラスと並んで会見した坪井は「テクニックもスピードもすごいある選手。試合当日、手合わせすることにすごく楽しみで、ワクワクしている気分です」と声をはずませた。メキシコ人パートナーをはじめ、ホープとして期待されるWBOアジア・パシフィック・バンタム級2位伊藤千飛(20=真正)とスパーリングを重ねてきた。坪井は「スパーリングパートナーにも恵まれた。ボクシングのコンディションも体調面もすごくいい」と笑顔をみせた。
今年6月、パン・タオ・トラン(ベトナム)とのWBOアジア・パシフィック・バンタム級王座決定戦以来、約5カ月ぶりのリングとなる。パンチ力の向上を意識した練習を積みつつ、世界トップとの技術戦も想定してきた坪井は「全ラウンド通し、全部圧倒したい。その中で2戦目で見えた課題を今回もしっかりと練習してきたつもりなので、その課題がちょっとでも克服できているところをお見せできればと思っています。本当にワクワクしている気分です」と手応えを口にしていた。【藤中栄二】

