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第5回大相撲総選挙

取材後記

日本人横綱を待望するファンの思い痛感/木村記者

夏場所初日、正代(右)を寄り切る琴奨菊夏場所初日、正代(右)を寄り切る琴奨菊
1位稀勢の里6位豪栄道
2位琴奨菊7位妙義龍
3位遠藤8位正代
4位9位琴勇輝
5位安美錦10位白鵬

 総選挙の結果を見て率直に感じたのは、日本人横綱を待望するファンの思いだ。その期待を一身に受けたのが、5連覇を飾った稀勢の里。昨年はハガキでの1位を遠藤に譲っていたが、今年はウェブとハガキともトップの“完全制覇”。2位日馬富士に倍以上の差をつける“ダブルスコア”での頂点が、期待度の高さを何よりも示している。

 本場所での声援もさることながら、こうして数字でファンの声が示されると、稀勢の里にも大きな力になることだろう。そして、初優勝と綱とりを狙う次の名古屋場所へ、確実な力になるはずだ。どうすれば、大きな壁として立ちはだかる白鵬を倒して賜杯を抱くことができるのか。ファンの期待に応えるために、もう1度自分自身に問いかける機会にもなると思う。名古屋でのさらなる奮起が楽しみだ。

 2位以下では、3位に入った勢の人気の高さをあらためて思い知った。端正な顔立ちに、立派な体格、1日1番必死に全力を尽くす相撲スタイルに加えて、ファンサービスにもていねいに応じる性格の良さも“遠藤超え”につながったのだろう。幕内に定着も中位で大勝ちして、上位に上がると大負けする繰り返しだが、稀勢の里を脅かす意味でも早く三役で勝ち越す姿を見てみたい。【木村有三】

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